エイジングコーヒーのコクテール堂〜エチオピアンモカ〜は、普通のコーヒーと違うのか?
こんにちは。珈琲大好きblack_coffeeです。
皆様、エイジングコーヒーって何だかご存知ですか?
わたしは、最近、その存在を知ったばかりなのですが…。
エイジングコーヒーとは、高品質のコーヒー豆を
数十カ月寝かせてから、焙煎したコーヒーのことだそうです。
今日、ご紹介するコクテール堂は、このエイジングコーヒーを
日本で唯一製造・販売しているところだそうです。創業は1949年!
このコクテール堂のコーヒーは、京都の俵屋旅館や、
タカノフルーツパーラー、在日フランス大使館、在日オーストリア大使館などで
使われているそうです。
今日、飲んでみるのは、こちら。↓
この箱には書いてなかったのですが、コクテール堂のHPによると、エチオピアのイルガチェフ(イリガチェフ)のコーヒーを使っているとのこと。イルガチェフは以前、Paul Bassett のものをご紹介しました。
エイジングコーヒーになると、同じイルガチェフでも、味に違いが出るのでしょうか?早速、淹れてみましょう!コクテール堂のドリップバッグのコーヒー粉は、Paul Bassettと同じく8gと少なめ。箱には、熱湯60ccでエスプレッソ風、140ccでアメリカンコーヒーと書いてあります。ということは、普通に飲むには100ccで淹れるのがいいのか。少ないな。割高だ…。でも、まぁ高品質のコーヒー豆を使っているようだし、手間がかかっているのだから、仕方がない。香りは、スモーキーな感じ。では、飲んでみましょう。う〜ん、甘みがあってふくよかな味わい、思ったより全然苦くない。Paul Bassettのイルガチェフにあった華やかさや酸味はない。酸味が本当にない。冷めるとむしろ苦みが出てくる感じ。ただ、他の地域の豆を使ったブレンドコーヒーを飲んだ後に飲むと、やはりエイジングコーヒーのイルガチェフにも、どこか華やかさがあって、軽やかさもあって、後味がすっきりしているなと思う。
食べ物は、何が合うだろう?前回に引き続き、丹波黒豆(きな粉味)を合わせてみたものの、これは全然合わなくて、びっくり!コーヒーによってこんなに合う合わないがあるのか!と、改めて実感。試行錯誤の結果、ドライマンゴ―が意外に合うと思いました。ちなみにドライマンゴーは、フィリピン産の「7Dドライマンゴー」がおすすめです。「7Dドライマンゴー」は、現地にすむ日本人に人気だそうですが、確かにおいしいです。7Dでないフィリピン産のドライマンゴーも食べたことがあるのですが、やはり7Dの方がおいしかったです。甘すぎず、適度にマンゴーの味がちゃんとするからです。この「7Dドライマンゴー」、Amazonでも売っていたのですが、一袋だけの値段を見ると高かったです。5袋セットになって、やっと一袋当たりの値段が、ちまたのスーパー並みになっていましたよ。
最後、ドライマンゴーの話が多くなってしまいましたが、
エイジングコーヒーのコクテール堂の「エチオピアンモカ」は、甘くて、ふくよかな味わいでありつつも、重すぎず、酸味がないけどすっきりめの後味で、飲みやすいです。ドライマンゴーと、わりと合いました。