やなか珈琲店〜ミスティ・ハイランド(パプアニューギニア産)〜はオールラウンダー?
こんにちは。珈琲大好きblack_coffeeです。
今回は、このブログでもたびたび登場している やなか珈琲店で、
ドリップバッグでなく、コーヒー豆を買ってみました。
やなか珈琲店にいくと、樽に入った焙煎前の生のコーヒー豆がいっぱいあり、
それぞれの豆に紹介文がつけられていて、読んでいて楽しいです。
選ぶのに迷ってしまうこともたびたびですが、
お店の方が、お店のおすすめの豆を紹介してくれますし、
自分の好みの味を伝えると、それに合わせた豆も薦めてくれます。
お店の方も「こだわりが凄すぎる怖そうなおやじさん!」という感じではなく
女性のスタッフの方も多いので、意外と買いに行きやすいです。
今回、お店の方に薦められて買ったのはこちら。↓
やなか珈琲店の「ミスティハイランド パプアニューギニア産」(100g)です。
焙煎は、豆を選んだあと、その場で焙煎してくれます。そのときに、挽き方だけでなく、焙煎度合いも選べるのですが、素人なので、焙煎度合いはお店のおすすめでお願いしました。今回の焙煎度は8のフルシティロースト。お店の解説によれば「力のあるコクとバランスのとれた程よい苦み」になる焙煎のようです。挽き方は、ペーパーフィルター用です。パプアニューギニアは、インドネシアの近くに位置し、ジャマイカのブルーマウンテンの苗木が移植されるところから、コーヒーの栽培が始まったそうです。今回の豆がブルーマウンテン系統かは、私にはわからなかったのですが、パプアニューギニアは、高地にあって寒暖差が激しく、雨季と乾季もはっきりしていて、ミネラル豊富な火山灰性の土壌というので、コーヒーの栽培に適した土地なのだそうです。では、早速飲んでみましょう。
うん、酸味はあまり感じられず、ほどほどの苦さとコクがあって、後味がココアのようです。後味が、ココアのようといえば、過去にやなか珈琲店のモンテ・ショコラードというコーヒーをご紹介しました。↓
モンテ・ショコラードの後味は、酸味がある70%カカオのような味でしたが、今回のミスティ・ハイランドの後味は、酸味より甘さがうっすら感じられるチョコレートのようです。しかし全体的に飲み口は重いということはなく、わりとすっきりしています。ウォッシュドだからでしょうか?
(ウォッシュドって何?と思った方は、下記をご参照ください。↓)
このミスティ・ハイランド、お店の解説では「花のような香り」とありましたが、残念ながら、わたしの感性ではわかりませんでした。ただ個人的には飲みやすくて、好きなコーヒーのひとつになりました。食べ物は、色々合わせてみましたが、「これは合わない」というものはなかったです。どんなものともわりとそれなりに合いました。逆に「これが絶対合う!」というものも、なかなか見つからなかったのですが、朝、このコーヒーとバターを塗ったトーストを合わせて食べてみたら「満ち足りるわ〜」と思いました。後味がココアなので、コーヒーだけ飲んでも満足できます。冷めてもおいしかったので、アイスコーヒーにも向いてるかも…と思ったら、お店にはこの豆を使った「ミスティ・ハイランド・アイスロースト(パプアニューギニア産)」というアイスコーヒー用のものがすでにありました。アイスコーヒーが好きな方は、こちらのほうがいいかもしれません。
やなか珈琲店の「ミスティ・ハイランド(パプアニューギニア産)」は、酸味があまりなく、ほどほどの苦みとコクと、ココアのような後味で、冷めてもおいしく、わりとどんなものとも合わせやすく、コーヒー単独で飲んでもおいしいです。