一杯のコーヒーをドリップしながら

〜コーヒーの飲み比べ、はじめました〜

札幌のコーヒーは、やはり濃厚なのか?~札幌「森彦 やさしい風味 ハウスブレンド マイルドタイプ」とAGF~

 

 こんにちは。珈琲大好きblack_coffeeです。

前回、UCCの「旅カフェ ご当地 珈琲めぐり」で

八つの都市のコーヒーの味を味わい、

街によって味が違うこと、

自分は「名古屋、札幌、仙台」系統の味が飲みやすいようだと気づきました。↓

名古屋のコーヒー店のコーヒーは試したことがあるので、

次は、札幌か仙台のコーヒーを飲んでみたいと思っていたところ、

このコーヒーを見つけました。↓

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森彦「やさしい風味 ハウスブレンド マイルドタイプ≪中煎り≫」

森彦は、1996年にできた札幌を代表するコーヒー屋さんの一つだそうです。前回、UCCの「旅カフェ」で、札幌のコーヒーは「苦み強めで濃厚な味っぽい」と思ったのですが、このコーヒーはどうでしょうか??パッケージの裏を見ると「タンザニアエチオピア、ブラジル」の豆を使っているようです。少し酸味が強いのでしょうか?マイルドタイプということなので、「濃厚」ではないかもしれません。コーヒーの粉は10gと多めです。早速、飲んでみましょう。

おっ、想像より酸味が強くないですね。心地よい酸味とコク、ほどほどの苦みで、私はすきです。普段、薄めのコーヒーを好んで飲む方は、「マイルド」ということもなく「そこそこ濃厚」と思うかもしれません。普段、濃いめのコーヒーを飲む方は、飲みやすく感じるかもしれませんが「薄い」とは思わないと思います。セブンイレブンで出している「濃厚な味わいのチョコラスク」と合わせたら、結構、合いました。このラスクを合わせると、コーヒーの軽やかな酸味を、より感じるようになる気がします。

タンザニアのコーヒーといえば、直火焙煎のサンパウロコーヒーのキリマンジャロをご紹介したことがあります。↓

こちらは、酸味→チョコレートという二段階の味が楽しめたのですが、今回のコーヒーは、酸味とコクと苦みが混然一体になっているという感じというのでしょうか。ストレートコーヒーとブレンドコーヒーを比べるのは、ナンセンスかもしれませんが。

 

ところで、別のスーパーで、『森彦の時間』という箱入りのドリップバッグ5袋セットを見つけました。上でご紹介したコーヒーを新パッケージにして箱入りにしたのかな?と思ったのですが、どうやら違うようです。箱入りの『森彦の時間』は、AGFが森彦と共同開発したもので、この『森彦の時間』には、「森彦ブレンド」「マイルドブレンド」「アフリカン・ムーンブレンド」の三種類があるようです。先ほど飲んでみた「森彦 やさしい風味 ハウスブレンド マイルドタイプ」は、AGFではなく、札幌の森彦(厳密に言うとアトリエ・モリヒコ)で製造されていて、「タンザニアエチオピア、ブラジル」の豆が使ってありますが、AGF『森彦の時間』の「マイルドブレンド」のほうは「タンザニア、ブラジル、他」となっていて、エチオピアが入っていないか、たとえ入っていても少量っぽいです。おそらく、別物ではないでしょうか??

AGFと有名コーヒーといえば、スーパーに置いてあるスタバのコーヒーはAGFが生産していなかったっけ?と思ってググってみたら、こんな記事を見つけました。↓

どうやら、AGFは、スタバとのコラボは今春に撤退し、あらたに森彦と組んだようです。スーパーで売っていたAGFのスタバ商品が、一度、物凄くおいしくないときがあって、以来、AGFのスタバ商品は買わないようにしていたのですが(AGF&スタバでも「オリガミ」は、わるくなかった)、今回の森彦とのコラボはどうなのでしょうね?このコラボによって、森彦が監修したコーヒーが、北海道以外の土地でも、飲みやすくなるなら、悪くはないのでしょうか?AGFの『森彦の時間』のサイトをチェックすると「マイルドブレンド」ではなく「森彦ブレンド」の方が、北海道らしいコーヒーを追及した味になっているそうなので、一度ぐらい試してみてもいいかなと思います。

 

まぁ、色々ありますが、とりあえず今日飲んだ「森彦 やさしい風味 ハウスブレンド マイルドタイプ ≪中煎り≫」は、心地よいほのかな酸味とコクと、ほどほどの苦みが合わさって、おいしかったです!